カンタータの楽しみ~神戸バッハ・カンタータ・アンサンブル


神戸バッハ・カンタータ・アンサンブル公式ブログ
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ブラームスとバッハ

年が明けて、神戸バッハでは現在、2月4日(土)の団内アンサンブル大会に向け、各グループで熱のこもった練習が行われています。
アンサンブル大会については後日ご紹介するとして、今日はちょっとわき道にそれた話題を・・・。

先日、某所でブラームスの「ドイツ・レクイエム」の合唱に参加させていただきました。(神戸バッハからは2名が参加しました。)

この曲はちょっとした合唱愛好者なら絶対に歌ってみたい曲のベストスリーに入るよな~と、私は勝手に思っているわけですが(笑)、本当に何度歌っても、やればやるほど楽曲の奥深さに魅了される素晴らしい作品です。

そして、非常に「バッハ的」だとも言えます。

「ドイツ・レクイエム」は7曲がシンメトリー構造になっていて、これがバッハの影響を受けたというか、バッハをリスペクトした構造であることは非常に有名です。
シンメトリー構造といえば、そうそう、モテット3番「Jesu, meine Freude」(BWV227)がまず浮かびますよね~。
楽曲を演奏する上で、構造を把握し、何か建築物を構築していくような、そんな心構えを要求されるのも、バッハの作品と共通しています。
実際、ブラームスの生まれる約4年前にメンデルスゾーンが「マタイ受難曲」を再演し、ブラームスの生きた期間と旧バッハ全集が発刊され続けた期間が重なっていることから、ちょうどバッハが見直された時代に生きた作曲家だったとも考えられると思います。

私は専門家ではないので、これ以上詳述する力を持ちませんが、実際に「ドイツ・レクイエム」を歌っていると、非常にバッハ的な歌い方を要求されます。ごまかしがききません(笑)。もちろん、こちらはがっつりロマン派なので、モダンのフルオーケストラを圧倒するパワーが求められますが、それも、きちんと曲を構築し、ごまかしのない細部を積み上げてこそ説得力を持つというものです。

実は、個人的には約10年前に一度「ドイツ・レクイエム」を歌い、今回久しぶりのチャレンジだったわけですが、この間、バッハを歌ってきて本当によかった!としみじみ感じました。何かやっぱり前回は、ひたすら声を出すことに満足していたなと。
そして、まだまだ修行が足らんな・・・ということも、さらに実感し・・・。

アマチュアながら、こんな風に音楽に取り組んでいける幸せをしみじみと感じた演奏会でした。
さあ、アンサンブル大会、がんばろう!
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by shoebach | 2012-01-24 01:32 | バッハ