カンタータの楽しみ~神戸バッハ・カンタータ・アンサンブル


神戸バッハ・カンタータ・アンサンブル公式ブログ
by shoebach
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第28回定期演奏会本番

f0140940_22381895.jpgきのう(2日)の午後、松蔭女子学院大学チャペルで、第28回定期演奏会が開かれました。前日午後からゲネプロが始まり、一年ぶりのチャペルの豊かな響きに、みんな「やっぱりええなあ!」とうっとり。ところが、この豊かな響きがくせ者でもあって、ドイツ語の発音が不明瞭になったり、器楽のリズム感があいまいになったりしがちです。ここの響きを熟知している大塚さんたちも、何度も客席側に移動して聞こえ方を確認しながら、練習を進めて行きました。

当日は昼前から軽く練習し、3時の開演時間を迎えました。現存するカンタータのうち、最初の作品かもしれないと言われている(同時に最近まで偽作説もあった)150番の第1曲、シンフォニアが響き出し、演奏会が始まりました。去年の第1曲のように、異常な早さに一同びっくり!というようなこともなく、落ち着いたテンポです。5曲目の三重唱は、嵐を表すチェロの難しい伴奏が着いており、それを弾かせてもらったのですが、止まってしまうようなことはないにしろ、やっぱり難しくて、なんとか終わった感じで冷や汗をかきました。
次の8番は、2本のオーボエダモーレが延々と吹いたあと、2曲目はまた、オーボエダモーレソロが伴奏する、テノールのアリアという、オーボエ吹き殺しのような曲です。そのため、少しでもオーボエ奏者を休ませるために、ソリストが前に出たりする動作を、できるだけゆっくりやって時間かせぎです。
15分間の休憩も、来てくれた人たちとだべっていると、あっという間に終了。後半の72番が始まりました。3曲目のアルトのアリアは、2本のバイオリンと通奏低音が伴奏するのですが、このチェロも弾かせてもらったので、1stバイオリンを弾く娘と親子共演となり、個人的に感慨深いものになりました。
そして、この日一番皆が驚いたのは、指揮の大塚さんの師匠で、バッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者、鈴木雅明さんが聞いてくれたことです。「他人がやるカンタータを聞く機会はめったにないが、とても楽しい」と言われてました。また、「芸大カンタータ・クラブ時代、1年かけて曲を仕上げたことを思い出す」とも言われていました。
終演後は、お客さんたちと歓談後打ち上げに突入、深夜まで楽しく過ごして、長い一日をおえました。

P.S.
自分のことばかり書いてしまいましたが、例えば8番のバスのアリアは、フルートの華麗なオブリガートがからみますが、フルート・ソロのR子さんは、ソリストI澤さんの中学の教え子だった(彼女が入団してから判明した)ので、師弟対決共演が実現したというようなこともありました。
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by shoebach | 2007-09-03 23:40 | バッハ